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通関士の働き方 属人化と標準化について【体験談】

通関士の実務

ご安全に、ロジまるです

今日は通関士の働き方、属人化と標準化について言及していきます

※今回の内容はX(元Twitter)のスペースを利用して、定期的に開催されている「ひろさんと豊さんの国際物流トーク」を参考にさせて頂きました

私は通関業務を大手メーカー子会社と大手総合物流企業の2社で働いたことがあります

まずはその2社で体験した属人化対策の働き方を話して、それから属人化・標準化のメリットやデメリット、考えられる標準化の方法を話していきたいと思います

通関士の標準化の取り組み体験談

大手メーカー子会社の体験談は下記のとおりです

大手メーカー子会社

1.通関士は2人体制

2.ダブルチェックを行うためほぼ2人とも同じ作業を行う

3.どちらかが休んでも同じ作業のため、仕事が回る

大手総合物流企業の体験談は下記のとおりです

大手総合物流企業

1.総合職の通関士が担当を数ヶ月持つ

2.総合職の通関士→上司(課長以上)の通関士のダブルチェックで仕事を回す

3.総合職の通関士ができるようになったらパートや新入社員に回す

4.一次審査がパートや新入社員で総合職の通関士が二次審査をすることで最低2人以上は常にできる形にする

属人化・標準化のメリット・デメリット

属人化・標準化のメリット・デメリットは下記のとおりです

標準化にはメリットがたくさんありますが、企業にもよりますが通関業務はまだまだ属人化が改善されていない企業も多いようです

それは通関士という仕事の幅が広い上、1人で解決できる業務が多く、教える時間がなかったり、

なかなか1つの業務を複数人で仕事する状況を作れなかったりするのが原因と考えられます

属人化の理由と標準化の方法

属人化の考えられる理由と欠点は下記のとおりです

●属人化の考えられる理由
・会社が属人化を認めたため

個人(担当者)が属人化しているため

・品目によっては専門性が強く、現状の担当者しか回せないため

・品目によって専門性が強く、毎回新規アイテムが出てくるため担当者以外では税番選定に時間がかかるor対処方法がない

・深い内容の品目の対処方法が標準化できないため

社内の通関士のキャラクター(性格)によって標準化が遮られる

●欠点
・担当者がいなくなると業務が滞り、物が動かなる→お客様からの信用がなくなる

考えられる標準化する方法は下記が挙げられます

1.誰でもできるようにマニュアル化

2.働き方改革(政府が何か作ってくれるのを待つor社内DX)

3.主担当と副担当をつける(1つの仕事に対して最低二人はできる形をとる)

4.実績通りのものは誰でもできるようにする


5.書類をガチャ(くじ引き)形式にしてどの書類でも誰でもできる仕組みに変える

6.ひとりひとりの作業量を可視化できるようにしていく

他にも案があればお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!

まとめ

通関業の属人化と標準化についてお伝えしてきました

各会社で通関士ひとりひとりの個性が異なるため、そのメンバーにあった仕組み作りが大切かと思います

まだまだ改良の余地がある通関業の働き方を、今後も考えていきたいと思います

属人化が完全に悪いのではなく、メリットもありますので、属人化と標準化、どちらのメリットも活かした働き方を企業ごとに模索していく必要があると思います

以上です

ありがとうございました!

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