【商社（貿易事務）→通関業者（通関士) Mさん】通関士の実務・転職経験談 No,7

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ご安全に、ロジまるです

この記事では下記の方に向けて、通関士の実務経験談を紹介していきます

・通関業者に転職を考えている方
・通関業者に勤めており、スキルアップや待遇面での転職を考えている方
・通関士に興味を持った方
・通関士試験の受験を検討している方
・通関の仕事に興味がある方

上記の方々が頑張って通関士試験に合格し、通関業者に入社したけど、自分に合ってなかったというミスマッチが少しでも軽減できれば思っています

また、通関業者で頑張れば「将来こんな選択肢もあるんだ」、と気づける場にもなります

他のサイトでも通関士の実務経験談が載っているところが少なく、入社してからでないと全く分からない仕事である状況を打破したいと考えています

そのため、通関士の実務経験がある方の協力をお願いしております
記事にしてもいいと考えてくれる下記のような方をお探ししております

・通関士として、または通関業者で働いてる方、働いていた方
・通関士試験に合格して、通関士として働いたことがある方
・通関士試験に合格して転職し、成功または失敗経験がある方（通関士資格を利用した転職であれば、通関業者への転職以外でも可）

お礼は少なからずさせて頂きます（要相談）
「実務経験談のこんな内容も記載してほしい」等の要望もお待ちしております！
ぜひお問い合わせフォーム、又はX(元Twitter)のDMよりご連絡をお待ちしております
Xアカウントは下記です

それでは通関士の実務経験談を紹介します

他の通関士の実務経験談も見たい方はコチラ

経歴
残業時間、年収、給与
福利厚生（オフィス環境、有給、通関士手当等）
労働環境（仕事内容、勤務時間、年間休日数、日々の仕事量）
通関業者に入社して、よかったこと（成長したこと等）、悪かったこと（損をしたこと）
通関士試験への経験談と勉強量
最後に:通関士の実務経験談を読んでくれた方へのお礼とご協力のお願い

経歴

●文系私立大学卒

↓

●新卒入社：一般商社（営業事務）

↓

●２社目：中国雑貨取扱商社（貿易事務）

↓

●３社目：フォワーダー（NVOCC）荷捌業務（貿易事務）

↓

●４社目：中国雑貨取扱商社（貿易事務）

↓

●転職先：通関業者（通関士）

残業時間、年収、給与

前職：商社（荷捌業務）

前職：通関業者（通関）

賞与(1年全額）

80万

100万（予定）

月給（総額）

25万

23万（予定）

残業代（月）

5万（固定残業代）

4万（想定残業時間から算出）

残業時間（月）

0時間（ほぼなし）

20時間（申告量や曜日によって変動ありと聞いています）

年収

400万代

福利厚生（オフィス環境、有給、通関士手当等）

前職：商社（荷捌業務）

前職：通関業者（通関）

オフィス環境

スタートアップ企業、若手多め

大手企業系、年配多め

有給取得率、取得しやすさ

１年目10日～、取得しやすい

10日ほど（予定）

通関士手当

なし

あり（5,000円/月）

その他

特になし

労働環境（仕事内容、勤務時間、年間休日数、日々の仕事量）

前職：商社（荷捌業務）

前職：通関業者（通関）

仕事内容

中国雑貨取扱商社にて荷捌業務。ほぼ輸入のため入港後の書類差し入れや倉庫・ドレー日依頼、現地とのコレポン業務（RCEP依頼など）をおこなっていました。

通関業務。これから就業予定ですが通関士登録後、申告業務メインと聞いています。

勤務時間（休憩時間）

就業時間9:00-18:00（休憩：60分）

就業時間9:00-17:00（休憩：60分）

年間休日数

124日

約120日

日々の仕事量

春節・国慶節など中国側の事情により変動あり

申告量や曜日によって変動ありと聞いています

通関業者に入社して、よかったこと（成長したこと等）、悪かったこと（損をしたこと）

●通関業者に入社してよかったこと（成長したこと等）

今まで計３社、貿易事務として商社・フォワーダーを通して貿易業務の流れを経験しました。

商社―輸送―通関まで、貿易の一連の流れまで理解したいと考え、昨年通関士を受験・取得しました。

まだ就業自体ははじまっていませんが、通関業者であこがれだった通関士としての就業を通して、貿易の一連の流れについて勉強できるのではないかと期待しております。

●通関業者に入社して悪かったこと（損をしたこと）

収入面がやや下がる見込みです。

また、土曜勤務（時間外開庁に備えての待機）もあります。

ただし前職と比べて勤務時間が短くなることを考えると、個人的にそこまでデメリットとは考えていません。

通関士試験への経験談と勉強量

通関士試験を受ける（受けた）きっかけは？

通関業者に転職したため

通関士合格までに勉強した期間は？

2020年 54回：実務で１点落ち、2023年に思い出して再チャレンジしました

日々の勉強時間は？

2020年は3月から、約450時間
2023年は７月から、毎日2-3時間ほど

通関士試験の受験回数は？

2回

通関士試験の勉強方法は？

・通関士試験の勉強方法は？
１回目：通信講座（フォーサイト）
２回目：ほぼ独学
↓使用した参考書
過去問10年分（過去問10年分の取得方法はコチラ）
過去問.com（過去問.comはコチラ）
※マウンハーフジャパン入ったが使わず（法令改正確認だけ）

通関士試験模試は受けた？

２回目に受けました
TAC・マウンハーフ模試（どちらもC判定）

通関士試験の勉強方法

ただひたすら過去問の周回（10年分×5-7回、スプレッドシートに記録）
過去問で間違えた部分はノートにまとめていました。
過去問は問題・答えを覚えるまで繰り返しました（実際、通関実務の第11問は以前でたものの数字を変えた問題でした）
※下記参考画像照会
具体的な勉強方法はコチラ（MHJマウンハーフジャパンさんの通関士合格体験記）

通関士試験受験生に合格へのアドバイス

国家試験ということもありもちろん難易度は高いですが、自身の弱点や試験の特徴を理解すれば合格できなくはない試験だと思っています。
2020年と2023年、２回受験した所感ですが、通関実務＞関税法という難易度の高さが逆転しているように感じました。
理解も大切ですが、第一に合格を目指しているのであれば過去問の徹底的な周回は外せません。
あきらめずに愚直に努力を重ねれば、きっと努力は報われます。皆様の合格をお祈りしております。